【裏アカ破滅記念日】11巻の書評・微ネタバレ！セクハラにはセクハラを持って制す！

桜井美也先生が描く人気漫画シリーズ「裏アカ破滅記念日」最新刊となる第11巻の配信が開始。今回はセクハラをテーマにキモい上司に制裁を加えていく物語。

ヒロインとなるのは裏アカに上司からのセクハラに対して悲痛な叫びを投稿する小野といった女性。

徐々にエスカレートしていくセクハラ上司…精神的にも限界を向かえていた彼女ですが、ある出来事をキッカケに形勢逆転劇を繰り広げていきます。セクハラ上司を淘汰する復讐劇は読者も驚く意外な展開が待ち受けています！

この漫画は以下から試し読みすることが可能です。

裏アカ破滅記念日（11巻）ってどんな漫画？

11巻ではセクハラ上司・藤原の被害に悩む小野がヒロイン。エスカレートしていくセクハラに我慢の限界を向かえ、会社を辞める事を考える小野でしたが同僚のある性癖を目撃。

そこで彼女は同僚を利用してセクハラ上司に復讐を仕掛けていきます。

まさかの事態にセクハラ上司も苦痛を味わっていく形へ。

まさにセクハラにはセクハラを持って制す！そんな内容で怒涛の展開が繰り広げられていきますよ！

11巻は前編、後編と二部構成。1冊に同時収録されており完結する内容。今回はいつもよりボリューム多く約50ページ前後。お値段は変わらず100円（税別）とリーズナブル。

気になった人は是非、チェックしてみてくださいね☆彡

裏アカ破滅記念日（11巻）微ネタバレ

好意を抱いていた同僚の衝撃的な性癖…

会社勤めのヒロインである小野。最大の悩みは上司である藤原がさりげないセクハラをしてくる事。人望も厚い上司でもあったので誰にも相談できずにいた小野は日頃の鬱憤や叫びをSNS裏アカウントで呟いていました。

そんな中、彼女の癒やしとなっていたのが同僚である青木との談笑。

彼の気さくな笑顔に癒やされて、好意を抱くようになっていく小野でしたが…。

青木と仲睦まじい姿を影に隠れて見ていた藤原…嫉妬からなのか小野に対するセクハラは日に日にエスカレートをしていきます。我慢の限界であった小野。そんな時に丁度良く青木がセクハラ現場へ登場。

彼に助けを求める小野でしたが、彼女の訴えは信じてもらう事ができず被害妄想女として何事もなかったかのように処理される事へ。

それ以降、青木との関係も悪くなってしまった小野。そんな時、ランチに行こうと財布を忘れてしまい、社内に戻ると衝撃の光景を目にします。

それは青木が藤原のジャケットを勝手に拝借して興奮しながら匂いを嗅いでいたのです…！

ゲイ社員を利用してセクハラにはセクハラを！

衝撃の光景を目にした小野。
青木の話を聞くと彼は藤原に恋をしていたのです。青木の恋愛対象は女性ではなく男性。そしてセクハラ上司である藤原に好意を抱いている。

それを知った小野は藤原に復讐を計画していきます。

それは青木に藤原はセクハラされるのが好きだと嘘を植え付ける事。真に受けてしまった青木はそれ以降、藤原に対して積極的にセクハラをしていく事に…。

小野はそんな二人の一部始終をスマホで撮影。藤原を脅すネタを掴み取ることに成功。

小野は写真をチラつかせて藤原を苦しめていきます。同時に青木の藤原に対するセクハラはエスカレート。小野が味わっていた精神的苦痛を藤原も肌で感じる事へ。

最終的に藤原は金銭を小野に渡して青木のセクハラを止めさせて欲しいとお願いしますが、小野の恨みが根深く、藤原を被害妄想扱い…。彼女の復讐はまだ始まったばかり！といった具合で11巻は幕を閉じていきます。

漫画「裏アカ破滅記念日」11巻の感想・書評

11巻のヒロインは小野ですが、良い味を出しているのがセクハラ上司と青木の二人。特に青木はカミングアウトしてから完全に乙女の顔になっていきます。

男が男にするセクハラとか漫画でもかなりエグい印象を受けました（笑）

セクハラしていた男がセクハラに悩むといった痛快な物語が展開されていく11巻。徐々に悪い顔になっていくヒロイン・小野も魅力的！そして何より後半から乙女全開男子になる青木が最大のキーマンとなっていきます。

意外な展開、意外なキャラ設定で楽しませてくれる「裏アカ破滅記念日」11巻。興味が出た人は是非、チェックしてみてくださいね☆彡

この漫画は以下から試し読みすることが可能です。