【バカレイドッグス】漫画の書評・微ネタバレ!現代版ブラックジャックを彷彿させる良作!

バカレイドッグス

Web広告にも出稿されている漫画「バカレイドッグス」が気になったので読んでみました。この漫画は闇医者をテーマにしたハードボイルドな作品。

著者は原作が矢樹純、作画は青木優。その他に構成:津覇圭一、医療監修に茨木保といった錚々たるメンバーで作り上げられています。

医療監修も付いているせいか、医療描写は非常に躍動感があり、専門的な内容も記されています。

この漫画は以下から試し読みすることが可能です。

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バカレイドッグスはどんな漫画?

兄:犬童辰次と弟:犬童亥三に加えて助手役となる雪野鈴がメインキャスト。

犬童兄妹は金さえ払えば素性など関係なく手術を施す。ちなみに医師免許は持っていない。まさに闇医者なのだ。手術は兄の辰次が行い、金の工面や補助は保険屋の亥三が行う。

そんな闇医者の元へ運び込まれるアウトロー達の人間ドラマや犬童兄弟の目的や目標達成が大筋のストーリーになっている。

物語には土佐組といったヤクザが絡んできて中々にグロテスクでハードな一面も数多く描写されている作品。ダークで濃厚な人間ドラマが描かれる医療漫画を心ゆくまで楽しみたい方に是非、お勧めの作品となっています。

バカレイドッグス 1巻の微ネタバレ

バカレイドッグス

1巻では1話〜7話が収録。
雪野鈴が犬童兄弟の元を訪れる背景から犬童兄弟の目的や目標を知るまで描かれていきます。その過程で複数のアウトロー患者が犬童達の元へ訪れて裏社会ならではの危険を伴う手術や人間ドラマが繰り広げられていきます。

1巻では土佐組に片腕を千切られた男。当たり屋の仕事をしておりヤクザの車に突っ込み怪我をした男。薬中の妊婦。貧乏で保険証もない患者…など一癖、二癖もある患者が運び込まれてきます。

また犬童兄弟の壮絶な幼少期の回想。悪魔のような土佐組の狂犬男が邪魔をしてトラブルが絶えることはありません。

読み応えと躍動感かつ本格的な医療描写に酔いしれ、痺れる方は多いはず!

漫画「バカレイドッグス」感想・書評

バカレイドッグス
おすすめポイント
  • 本格的な医療描写
  • ブラックジャックを彷彿させるハードな物語
  • 上手で格好いい絵
  • ブラックだが正義的な見せ方
  • 犬童兄弟、鈴野鈴の行く末

最初は金でしか手術を請け負わない犬童兄弟に冷酷性を感じるかもしれないが実は患者に逃げ道と言うか、わずかな救いの手を考えている部分がわかってくると犬童兄弟はブラックだが正義の一面を持ち合わせているように感じる。

後は上記で示した通り、まさにハードボイルドな漫画。

犬童兄弟の二人がどうして裏社会や闇医者として生きているのか…といった部分もダークで魅力的になっています!

注意ポイント
  • グロエグ描写もあるので耐性ない方は注意

Amazon等の評価も高く、悪いポイントが特に見当たらない良作。一点、注意しておきたいのがバカレイドッグスは暴力的でグロエグい描写も差し込まれていること。

そのような描写を好まない、又は苦手な方は注意をしておいた方が良いです。

この漫画の評価点
92 / 100点中

医療漫画かつダークヒーローが好きな人にはドンピシャでハマる作品間違い無し! 読めば次巻も楽しみで仕方ない漫画になりますよ☆彡

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