【ルームメイト】漫画の書評・微ネタバレ!多重人格が物語を惑わす本格ミステリーサスペンス漫画!

ルームメイト

漫画「ルームメイト」は原作が今邑彩先生、作画が武富健治先生のタッグで描かれる作品。原作ミステリー小説のコミカライズである。

全3巻で完結となる漫画であるが全巻通して本当に面白いミステリーサスペンスを体験できる作品。完結巻でまさかの大ドンデン返しが巻き起こった事は本当に驚いた。

こいつが犯人だろうとミスリードさせておいて、こっちが犯人なんだろ?なんて思っていたがそれすらも裏切られる形。でも辻褄は合っているし、本当に面白い!ミステリーサスペンス好きなら読んでおいて損のない漫画です!

この漫画は以下から試し読みすることが可能です。

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ルームメイトってどんな漫画?

主人公は謙介。ヒロインは春海。どちらも大学生である。春海は大学に通うための下宿先を探していると同じく学生である麗子といった女性と出会う。気があう二人は意気投合して家賃の高い都内で暮らす為、ルームメイトになる事へ。

ルームメイトになり三ヶ月…
当初と違いガラッと雰囲気の変わってしまった麗子。そして突然の失踪。麗子の行方を探そうと奔走していく春海でしたが、彼女を追いかければ追いかける程、とてつもなく深い闇へと迷い込んでいく事になっていきます。

そんな麗子の捜索をお手伝いするのが春海と同じ大学に通う謙介。彼もまた麗子を追っていくことで彼女の抱える秘密、闇に翻弄されていきます。

そしてこの漫画のキーポイントは重要人物の多くは解離性同一性障害…いわゆる多重人格者である事。麗子を追いかけている内に彼女は多重人格者であり多くの人格を保有している人物である事がわかってきます。

麗子を調査している内にある殺人事件との接点も発見されていき、事態は思わぬ方向へ…。

ルームメイト 微ネタバレ

ルームメイト

黒幕が最後の最後までわからない…

春海のルームメイトである麗子を追いかけていくと判明してくる多重人格障害。徐々に明らかにされていく麗子の中に眠る幾人もの人格。しかし、そんな麗子が何者かによって殺害されてしまう事件が発生。

謙介と春海は麗子の正体を探りながら麗子を殺した犯人探しもスタートしていく事に。

終盤に近づくに連れて読者に犯人はこいつだと言わんばかりの展開が続いていきますが…。

そして謙介の従兄が残したボイスレコーダーの声を聞いて謙介は驚愕…普通に読んでいたら殺人犯の黒幕には絶対に辿り着かない大ドンデン返しが巻き起こっていきます。

記憶を消した再度読みたいミステリーサスペンス!

とにかくミステリー漫画、サスペンス漫画が好きなら是非とも読んで欲しいお勧めの漫画。漫画ならではの技法も使っており、最後まで犯人がわからないのはまさに妙!

麗子の正体を探っていく内に明るみを帯びてくる殺人犯の正体…しかし、それは虚像。

最後にお前も多重人格だったんかい…!?といった驚きの展開で読者を夢中にさせてラストまで突き抜ける面白さを演出してくれています。

全3巻ですが先が気になりすぎて一気に読破してしまいました。駆け足で読んだので後でもう一度じっくりと読み返したいですね。さらに言うなら記憶を消して最初からじっくりと読みたい…本当にそう思わしてくれる作品です。

漫画「ルームメイト」感想・書評

ルームメイト
おすすめポイント
  • ミステリーサスペンス漫画として極上!
  • 本当の黒幕に誰もが驚愕すること間違いなし!
  • 全3巻だが一気に読破できる面白さ!

絵の好みは分かれるところですが差し引いてもストーリーが面白過ぎて一気に物語に引き込まれていきます。この作品は実写化もされていますがストーリーに違いもあり、漫画の方が内容の濃いモノとなっています。

漫画ならではといった終盤の犯人ネタバレは本当に驚愕しました!

この漫画の評価点
97 / 100点中

個人的に今まで読んできたミステリーサスペンス漫画の中では上位3本に入るほど面白かった作品。文句なしに人にもお勧めできる漫画となっています☆彡

電子版では試し読みも可能なので興味が出た人は是非、チェックしてみてください!

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