過去にご紹介した中村なん先生が描く漫画「いじめるヤバイ奴」最新刊が配信されたので内容をご紹介。この漫画は一方変わった切り口で「虐め」を題材に物語が進行。
主人公は仲島といった男子高校生。いじめっ子である。ヒロインは白咲さんといった女子生徒。仲島から過激ないじめを受けている子である。しかし、表向きはいじめっ子といじめられっ子であるが背景には衝撃的事実がある。
実は白咲さんは完全なぶっ壊れキャラ。そして仲島を物理的に脅してわざと自分をいじめさせている子なのだ。
仲島は逆らえば自分の命が危ない為、心では嫌々ながらもクラスの覇者かのようないじめっ子を演じているのだ。もちろん、虐めているのは白咲さんのみ。
そんな二人の背景が主に明かされた1巻。しかし、2巻では仲島にライバルが出現する。さらに仲島を『運命の人』だと思い込んで白咲と仲島の関係を救おうとする危ない女も登場してくる。
仲島と白咲さんといったメインの二人以外にも濃いキャラが二人も登場して物語は予測不可能な展開へと突き進んでいきます。タイトルや内容的に抵抗を感じる人も多いかもしれませんが面白い漫画なので興味が出た人は是非、チェックしてみて下さい☆彡
この漫画は以下から試し読みすることが可能です。
【いじめるヤバイ奴】漫画の書評・微ネタバレ！本当にヤヴァイのは加害者側じゃない！？いじめるヤバイ奴 2巻の微ネタバレ
ライバル登場で権利を賭けた対決が勃発！
2巻の見所の1つとして白咲さんをいじめる権利を賭けた虐め対決が勃発していきます。相手は1巻の終盤で転校生として突如現れる加藤といった男子高校生。
実は加藤…仲島とは違って正真正銘、極悪非道ないじめっ子だったのである。
仲島から虐めの主導権を奪うため、彼も白咲を虐めていくわけだが、白咲さんは自分を虐めていいのは仲島だけ…といった信念を持っている。そんな事実を示される仲島は加藤に対して『白咲をいじめる権利』を賭けて直接対決を挑んでいくのだ。
とにかく加藤に負けない為に『超ヤバイ奴感』を醸し出して狂気を感じさせる仲島は見事、加藤に勝利する。しかし、本物と偽物を見分ける事ができる加藤は仲島にある違和感を感じるように…。
勝負に負ける加藤であったが自分の中に芽生えた疑惑を確信に変える為、仲島の事を詮索していく事に…。
危ない女子高生登場！主人公は救われるのか…！？
加藤が巻き起こしたある事件でレッテルが剥がれそうになる仲島であったが白咲の意外な行動によって本性を見抜かれずに済む仲島。
学校の屋上にてお礼を白咲に述べる仲島であったが…実は屋上でサボっていた生徒が一人おり、仲島と白咲の本当の関係を知ってしまうのだ。そんな生徒の名は青山。同じクラスの女性生徒だったのだ。
彼女は白咲が屋上から去った後に仲島に接近。
二人の関係の真実を知った。私が仲島を救ってあげると言い出す。同時に青山は仲島の事を『運命の人』だとか言い出して好意を抱いていく。
仲島にとってひた隠しにしていた真実を知る人物が現れて白咲さんから解放できるかもしれない…なんて希望の光を見出す訳だが、青山さんにどこか拗れた印象を覚えるように…。
白咲さんに対して社会的制裁を望む仲島に対して、青山さんは彼女は私達の邪魔だから殺すと言い出す。どこまで本気で嘘なのか真実を見極める事ができなかった仲島は彼女を信用して良いのか不安に…。
彼女がどういった人間性なのか確かめる為、尾行して青山といった女子生徒を見極める事に専念。しかし、尾行途中に見失ってしまった仲島。その瞬間…仲島の背後に現れる青山さん。
仲島は背後から刺されたのか…最後は制服に血が滲んでいくような描写が描かれて2巻は幕引きとなります。
漫画「いじめるヤバイ奴」2巻の感想・書評
- 本物と偽物のいじめ対決！
- 新キャラとなるぶっ壊れ女子生徒登場！
- 白咲さんの気になる背景！
仲島は演技で『ヤバイ奴感』を醸し出していますが、彼に関わる白咲、加藤、青山は演技なしの自前でヤバイ奴。そんな彼、彼女達に挟まれてしまった仲島が今後どんな道を歩んでいくのか非常に気になる作品。
また白咲さんは徹底して『私のいじめっ子は仲島だけ』と語っていきます。この背景にはどんな思惑があるのかも気になるポイント。
本当は良い奴である仲島に安堵できる平穏な日々は訪れるのか…。白咲さんが仲島に虐められたい意図は何なのか…今後の展開も期待できる漫画となっています☆彡
この漫画は以下から試し読みすることが可能です。
