【寄生獣リバーシ】漫画の書評・微ネタバレ!悪に立ち向かう一人の少年物語!?

寄生獣リバーシ

漫画「寄生獣」は知っている方も多いと思います。そのスピンオフ作品が「寄生獣リバーシ」です。設定は本編の裏側で起きたもう一つの物語。

主人公は本編にも登場する広川剛志の息子である広川タツキ。

1巻ではベールに包まれている部分が多いので定かではありませんが、タツキが友人達を殺したパラサイトに復讐をする物語なのかな。

原作の登場人物も描かれていき、新たな寄生獣物語が進行。パラサイトに単身で挑もうとする少年は「正義」なのか…「悪」なのか…。寄生獣ファンならずとも注目の漫画となっています。

この漫画は以下から試し読みすることが可能です。

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寄生獣リバーシってどんな漫画?

寄生獣リバーシは原作:岩明均先生、作画:太田モアレ先生のタッグで描かれる寄生獣スピンオフ作品。

新一やミギーが活躍した原作本編の裏側で起きたもう一つの物語を描いていきます。主人公は前述しましたが広川剛志の息子である広川タツキ。

1巻冒頭で描写されるパラサイトが関与した残虐な事件の生き残りとなるタツキ。

その犯人に対して怒りをみせ、復讐心を露わにしていくタツキが第1巻では描かれていきます。また原作に登場したパラサイト達もチラホラ登場したりして、原作ファンも楽しめる内容となっています。

タツキは犯人の顔を見ており、犯人の事を「悍ましい悪」と表現。またタツキを事情聴取する事になる深見刑事とタッグが組まれるような要素もあり、違った側面で寄生獣を楽しむことができる作品となっています。

寄生獣リバーシ 微ネタバレ

絶対悪のパラサイトは何者なのか…!?

1巻冒頭で見せる残虐な事件。
広川タツキの前には3人の死体が転がっています。そしてタツキのもとから笑みを浮かべて去っていく謎の男。

殺された3人はタツキの友人が二人。その兄が一人。

不思議なのが友人が目の前で殺されたにも関わらず、非常に冷静なタツキの姿。

犯人を追いかけるでもなく冷静に犯人の去っていく姿を見つめていきます。そして事情聴取では担当する深見刑事に嘘をつき、開放されていくタツキ。

その後、深見刑事とタイマンで語り合う場面が訪れるのですが、タツキは友人達を殺した犯人を「悍ましい悪」と表現。そして犯人を絶対に許さないと表現しているので復讐を計画しているのではないかと推測できます。

パラサイトの魔の手はクラスメイトにも及んでくる…!?

1巻では顔が伏せられている謎の男が登場。冒頭の犯人とは少し雰囲気が違うように見えますが、この男がタツキとクラスメイトである朝河と南といった女子生徒を観察する場面があり。

まったく目的など明かされないので何をするか不明ですが不審な行動が描写されていきます。

そして、この1巻で顔が伏せられている男…。

最後に自分の体に注射を打つとパラサイト化するといった場面が描かれていきます。自由にパラサイト化できるアイテムなのであれば恐ろしい事…。

彼がパラサイト化して目指す目的は何なのか…!? 本当、1巻はベールに包まれ過ぎているので今後の展開は読めませんが期待値の高い作品で有ることは間違いありません。

漫画「寄生獣リバーシ」感想・書評

寄生獣リバーシ
おすすめポイント
  • 原作となる寄生獣譲りのグロエグ描写
  • ベールに包まれた謎の物語
  • 原作の登場人物も多数登場!

1巻を読む限りでタツキはパラサイトに対抗する力を持っていないように見えます。そんな彼がどのようにして友人を殺害したパラサイトに立ち向かっていくのか見所。

そして、原作登場人物も出てくるので、新一やミギーもワンチャン登場する可能性があります。

不穏と乾いた空気が入り交じる作品で非常に続きが気になる作品に仕上がっています。

注意ポイント
  • 1巻では物語はまったく進行せず…

1巻だけの内容になりますが、人物紹介であったり物語の背景や方向性を指し示すような内容となっています。その為、大きな進展はなく真価は2巻以降で現れてくる作品。

寄生獣が持つ独特な雰囲気は原作には劣るものの良く描かれていると思います。

この漫画の評価点
90 / 100点中

今後の期待値も込めて90点。
展開次第で本当に面白くなる作品なので期待したいところです。

原作を知らなくても楽しめる作品ですが、原作を知っていると尚、楽しめる漫画。興味が出た人は是非、原作と共にチェックして欲しい作品です。

この漫画は以下から試し読みすることが可能です。

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