上原悠先生が描く漫画『中学性白書〜妊娠〜』最新刊となるマイクロ版2巻が配信。中学生の妊娠をテーマに扱ったセンセーショナルな作品。ヒロインである朱莉は友人・優花から妊娠の可能性がある事を伝えられる。
付き添いで産婦人科へ足を運ぶも土壇場で周りの目、もし妊娠していたらと恐怖を感じた優花は産婦人科から逃げ出してしまう事へ。
先に出た優花を追いかけようと遅れて産婦人科を出てきた朱莉。奇しくも同級生に目撃されてしまい、朱莉が妊娠しているといった誤情報が学校へ拡散されてしまう事へ。
2巻はその続きから。
今回は朱莉の彼氏である大和が大活躍と漢を見せる内容になっています！
この漫画は以下から試し読みすることが可能です。
【中学性白書〜妊娠〜】漫画の書評・微ネタバレ！友人からの告白と誤解から生まれる噂…中学性白書〜妊娠〜 微ネタバレ
産婦人科から逃げた優花を追いかけて公園で発見する朱莉。気が動転している優花を落ち着かせて彼氏がどういった人物なのか訪ねる事へ。
優花の返答は『優しい人』だよといった曖昧な発言であった。彼氏は悪くないと庇うような発言をする優花。その言葉に疑問を感じていく朱莉。本当に優しい人なら避妊をするし、優花の体の事も考えてくれるはず…。
そんな事が脳裏に浮かびながら、この日は答えが出ないため、一度解散する事へ。
学校内で噂される誤情報…
翌日、学校へ行くと朱莉妊娠の噂が広まっているのか教室の雰囲気がいつも違う。朱莉はまだ噂を知らないので「いつもより視線を浴びるなぁ」程度の思い。
そして優花の事を考えて妊娠や中絶に書かれた図書の本を読んで知識を蓄えていく。
一方、朱莉の彼氏である大和は妊娠以外の病気で産婦人科へ通ったのではないかと憶測。朱莉が重い病気にかかっている心配する事へ。そして朱莉と対面。
落ち着いてしっかりと話をしたかった大和。
学校終わりに自宅へ誘うが少し神経質になっている朱莉はそれを拒絶。用事があると言って大和の下を去る事へ。
そして廊下を歩いていると朱莉が妊娠しているといった誤情報の噂話を面白がる同級生の話を聞いてしまう。ここで朱莉は産婦人科から出た所を誰かに目撃されて、自分が妊娠していると誤った情報が拡散されている事を知ります。
落ち込む朱莉の下を通り過ぎていく大和。朱莉の肩にポンっと手を当て、噂話をする女子生徒の側まで近づきます。そして『同級生が病院に行っているなら心配してやれよ』といった噂を茶化す生徒に一喝。
大和の優しさに触れた朱莉は自分は大丈夫だから心配しないで時期が来たらしっかりと話すと伝えていきます。
優しいと評す友人彼氏は最低のクズ男だった…！？
学校が終わると朱莉は心配な優花の下を訪ねる事へ。朱莉が心配な大和は朱莉の後を尾行して真相究明に乗り出していきます。
優花の自宅に到着すると玄関のドアが開いていた為、中を覗き込む朱莉。すると嫌がる優花を無理やりに淫らな行為をしている優花彼氏。怒りがこみ上げる朱莉はドアを開けて、優花が妊娠している可能性ある事を大声で叫んでいきます。
突然の来訪者に衝撃発言を聞かされた優花彼氏。
優花に真意を問うと検査はしてないけど可能性がある事を知り、彼氏の態度は豹変。自分の子ではない…他の男の子供だろ…そう捨て台詞を吐いて優花宅を去っていく事へ。
一方、朱莉を発見した大和は重苦しい雰囲気を心配して急いで駆け寄っていきます。
優花に彼氏である大和を紹介。信頼できる人だからと事情を説明。朱莉が抱えていた秘密を理解する大和。同時に彼氏に捨てられた事で気が動転。自暴自棄になる優花。
大和はそんな優花に自分のことじゃなく、お腹の中にいる子を最優先で考えろと一喝。我に返り、ごもっともな意見に覚悟を決めた優花は病院で検査を決意。
朱莉には優花の付き添いを頼み、大和自身は彼氏を病院まで連れて行くと表明。ここで2巻は幕引きとなります。
漫画「中学性白書〜妊娠〜」感想・評価
- 大和の行動がいちいち格好良すぎる！
- 大和への誤解が解けて一安心！
- 前向きな一歩を踏み出す形へ！
今回は大和が大活躍の内容。
周りの目、自分の事ばかりを気にする優花にド正論で一喝。さらにクズ彼氏を優花の下まで連れて来て責任を果たさせようといった心意気。素晴らしい男気を見せてくれます。
大和ファンが一気に増える事、間違いなしの内容！
まだ中学生なのに真摯で大人な考えを持った大和に脱帽。感覚的には暗く落ち込んでいた場所に光が差し込んできたような内容。このまま大和には自身の正義を貫いて問題を解決してもらいたい！
次巻も読みたくなる非常に面白い内容でした！興味が出た人は是非☆彡
この漫画は以下から試し読みすることが可能です。
